♦ ICD制度

ICD制度について

一般社団法人日本有病者歯科医療学会 ICD委員会

ICD(Infection Control Doctor)制度とは、感染制御に関するエキスパートの医師、歯科医師を育成するために2000年に発足いたしました。

歯科と感染症というと歯周病菌や虫歯菌、肝炎ウイルスなど非常に限られた範囲でしか関連がないように思いがちですが、われわれの元には多くの感染症を有しているかもしれない患者さんが来院されています。それらは口腔内に症状を呈している場合もありますし、口腔内の症状はなくとも歯科治療に影響を及ぼすもの、治療には直接影響がなくとも診療室や待合室で他の患者さんに感染する可能性のあるものなど、非常に多岐にわたっています。

また、マスメディアの感染症に対する報道は非常に詳細で早く、患者さんの方が健康や医療について関心をもってあらゆる情報を収集されているため歯科医師よりも詳しいことが稀ではありません。

このような経緯から日本有病者歯科医療学会は、社会情勢に鑑みて歯科医師の先生方に感染症に対する一定の知識を持っていただきたくICD制度協議会に加盟できるよう努力し、感染症対策活動を推進するようにいたしました。そのため、是非ICDの資格を取得して頂きたいと思います。資格取得要件について以下に記載いたします。

ICDの申請には以下が必要です(ICD制度協議会のホームページをご確認ください)。

ICD認定申請書(ICD認定申請書-1)

※押印、フリガナを忘れずにしてください。
※推薦希望学会は「日本有病者歯科医療学会」のみを選択してください。

業績書類(ICD認定申請書-2)

(1)自院での感染管理に対する活動記録
※活動年・活動内容を具体的に記載すること。
(2)協議会主催の講習会または厚生労働省の委託による院内感染対策講習会への参加実績が3回(45点)以上
※参加実績の証明書のコピーを添付。ICD講習会参加証については、受付印が押印されていない場合は不可。
(3)感染制御に関する論文または学会・研究会発表
※筆頭1編または共同2編。

所属施設長の推薦状(ICD認定申請書-3)

※上記はご開業の先生は院長(ご自分が院長であればご自分)の推薦で結構です。

所属学会の推薦状(ICD認定申請書−4)

※申請者名のみご記入ください。理事長の署名捺印は申請書類受理後、学会が致します。

歯科医師免許(学位記)

※歯科医師として5年以上(学位を取得して5年以上)の経験が必要です。
※勤務医、開業医の別は関係ありません。

申請料 11,000円

※令和4年12月22日付で外税に変更となりました。
 お間違えのないようお振込みください。

名義:ICD制度協議会
郵便振替口座:00180-7-127467
銀行:三菱UFJ銀行東恵比寿支店 普通預金 5079571

申請期間

毎年度10月末日消印有効

申請書送付先

〒115–0055 東京都北区赤羽西6–31–5 ㈱学術社内
一般社団法人 日本有病者歯科医療学会事務局

審査結果

認定基準を満たしていると判定された場合、申請者本人にICD制度協議会より審査結果を通知されます。

♦ ICD講習会

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♦ AHA-BLSコース

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♦アドバンスハンズオンセミナー

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