♦ 一般のみなさまからの質問とお返事

1.循環器l疾患

2.呼吸器疾患

3.腎疾患

【人工透析】

13人工透析を受けていることや心臓疾患・貧血などの合併症の有無についてかかりつけ歯科医に伝えてください。人工透析は、ヘパリンという血液がサラサラになる薬を使用します。そのため抜歯中や抜歯後に血が止まらなくなることがあります。その予防として透析翌日に抜歯を行うことが推奨されています。術後は感染のリスクがあるので抗生物質が必要です。現在の腎機能やお薬の種類によって使用する量が異なるため、かかりつけ歯科医と相談して下さい。

4.代謝性疾患

【2型糖尿病】

14基本的に、HbA1cや空腹時血糖値等がしっかりとコントロールされていれば抜歯は可能です。また、感染のリスクが高いため、処置前には抗生物質の予防投与が必要です。抜歯後も抗生物質は、指示された量と日数をしっかりと守って下さい。血液検査値や他の合併症も併せて、かかりつけ歯科医に伝えて下さい。

5.内分泌疾患

6.脳血管疾患

7.肝疾患

  • 【肝炎】

    20ウイルス肝炎の治療もずいぶん進歩し、特にC型肝炎は治る時代になりました。抗ウイルス薬を服用した治療を受けている時は、約12週間薬を服用します。むし歯や入れ歯の治療は、薬の服用中も特に問題ありませんが、抜歯を行う時は、歯科医師、担当医師と十分相談して下さい。急がない抜歯は、治療が済むまで待った方が良いと思います。なお、治療を受ける際は、ご自身が肝炎であることを必ず歯科医師に伝えて下さい。
  • 【肝硬変】

    21肝硬変は肝臓の機能が大きく低下するため、全身的にタンパク量の低下や血液の凝固に関わる因子の減少が起こります。特に血小板数が減少している場合は、出血しやすく皮下出血斑などが見られることがあります。抜歯後に血が止まりにくいことが予想されますので、血液検査値を歯科医師に提示し、担当の医師にも十分相談して下さい。場合によっては血小板輸血が必要なこともあります。できれば近隣の総合病院歯科口腔外科を紹介してもらって下さい。

8.血管疾患

【特発性血小板減少性紫斑病(ITP)】

22血小板数が少ないと、内出血(青あざ)や歯肉出血などが起こります。血液検査で血小板数が5万/μL以上あれば、通常の抜歯は可能です。ただし、親知らずの場合は注意が必要です。局所止血剤を抜歯した部位に入れて、歯肉を縫合し、プラスチックカバーを付けたりして、抜歯後出血が起きないようにします。このような処置で、抜歯の際の止血は可能です。

9.産婦人科系疾患

  • 【妊娠】

    23虫歯の治療や歯石除去など通常の歯科治療を行うことはできますが、妊娠の初期や後期は応急的処置にとどめ、安定期(5~7か月頃)に歯科治療をすることをお勧めします。妊娠後期はお腹が大きくなり歯科治療時、長時間の仰向け体位で気分が悪くなったりします。抜歯はストレスが大きいので、できたら妊娠中は避けましょう。しかし、どうしても抜歯をしなければならない場合もあります。その際は近隣の総合病院歯科口腔外科を紹介してもらって下さい。歯科のレントゲンや局所麻酔薬は、通常は母子ともにほとんど影響ありません。痛み止めはアセトアミノフェン(カロナール®など)、抗生物質はペニシリン系やセフェム系が良いでしょう。可能なら妊娠前にかかりつけ歯科医を受診しましょう!
  • 【授乳中】

    24授乳中でどうしても痛みがひどく薬が必要な場合には、比較的安全に使用できるアセトアミノフェン(カロナール®など)を使用します。母乳への移行は、内服1~2時間後にピークに達するので、服用する直前か直後に授乳するのが良いでしょう。抗生物質は、胎児や乳児への影響が少ないペニシリン系やセフェム系が良いでしょう。

10.自己免疫疾患

11.その他

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